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愛知県知多鬼崎産の魅力

まず、当店で主力で取り扱っております、愛知県知多鬼崎産の基本情報(通説)から。
・海苔の採れる時期は11月下旬~4月上旬までの4.5カ月だけです。
・海苔は、川から運ばれてくる栄養で育ちます。河口から近ければ近いほどおいしい海苔が採取されます。

日本有数の一級河川、揖斐川・長良川・木曽川のいわゆる木曽三川は、長野・岐阜・愛知・三重県流域で蓄えられた豊富な栄養塩(窒素・リン等の海苔の生育には欠かせない)が伊勢湾に供給されます。その栄養塩は冬の北西の季節風(伊吹おろし・鈴鹿おろし)によって作られる潮流に乗って最初にたどりつくのが知多半島北部に位置する愛知県常滑市鬼崎、大野海岸付近だと言われております。
その豊富な栄養で育つ鬼崎産の海苔は、深みのある味わいが特徴で、海苔業界、産地・地元ではその名が知られ高級贈答用としての頻度の高い原料産地の一つです。主に流通している場所は関東首都圏の高級寿司屋が多く、なかなか一般に鬼崎産と銘打って流通していないのが現状です。

知多半島西部の産地を河口よりの順で、鬼崎・小鈴谷・野間・内海・豊浜・師崎、日間賀島。
入札会の相場もおおむねこの順になることが多いです。厳密にいえば、豊浜・師崎・日間賀島産は三河湾の海水と混じりあう為、鬼崎・小鈴谷・野間・内海産とは海苔質が異なります。
ここで1つ伊勢湾と三河湾の補足ですが、湾の海水が全部入れ換わるのにかかる日数の比較なのですが、伊勢湾は約30日程。三河湾は約90日程。このことを鑑みても木曽三川の豊富な水量が伺えます。裏を返せば、冬場の漁期に常に栄養が供給され続ける半島北部の海苔がおいしいというのが納得できます。ただし、3月上旬~4月にかけては雪解け水が入ってくると海苔質が落ち、ガサついた海苔にになってしまいます。ですので、2月中にはほぼ9割方仕入します。

もう1つ付け加えると、9月~10月上旬までの間に(海苔網の貼り込み前に)台風などで湾がかき混ぜられると、海底に沈んでいた栄養が上がってきますのでその年の海苔はいいものが取れるとか、少々穴のあいた海苔は海苔をすいて、乾燥させるときに海苔が元気だと引っ張り合う力が強いため自然に穴ができるから、うまいんだということも海苔屋の仲間内でのこぼれ話もあります。

愛知県産の海苔養殖について

海苔の生産方式で、浮流し養殖と支柱式養殖とがあり愛知県ではそのいずれも生産してます。違いは、

浮流し養殖…
瀬戸内地区の生産方式で浮に網を貼って作る方式で、常に海水につかっている為細胞の結合が強くしっかりとした海苔質で、御茶漬けなどに向いてます。色は黒々していて見栄えがする。

支柱方式養殖…
九州有明に代表される生産方式で海底に支柱を打ち込み網を貼ります。干満の差で網が海面から出たり浸かったりするので細胞の結合が弱いため、あの歯切れのいい海苔質が特徴。色は浮流しに比べ若干赤みが入りますが食べておいしいのは(海苔屋のお勧めとしては)、断然支柱方式だと思います。

まあ、どちらがいいというのは、好みや用途によって分かれます。
私見になるのですが、特に愛知県には瀬戸内・九州有明にはない特徴として、上記にありました木曽三川のような大きな川が有明・瀬戸内には3つもない為海苔本来のうまみがあるのが他と違うところだと思います。ですので愛知県産特に知多北部産の海苔はおいしいんです。
ただ、知名度がそれほど浸透していませんが。地元での知名度がそれほどないのも、いい海苔は地元消費より関東首都圏に流通することが多かったり、生産量的に見ても瀬戸内、九州有明産に比べ、絶対量ははるかに少ないですから、量販店や大手コンビニチェーンなどは品質安定供給優先になりがちになり、愛知県産は使いずらいというパターンにになります。

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